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ファイルシステムのマウントとアンマウント
あるファイルシステムに別のファイルシステム を組み込んで、全体として1つのファイルシステムとし て扱えるようにすることをマウントという 。マウントした時に、ファイルシステムが配置され るディレクトリをマウントポイントという。
ほとんどのLinuxディストリビューションでは、
CD-ROMドライブやフロッピーディスクなどの一時的に利
用するリムーバルデバイス をマウントするためのマウントポイントが、/mntディレクトリ以下にあらかじめ用
意されている。 上図では、/mnt/cdromディレクトリをマウントポ
イントに指定して、CD-ROMをマウントしている。
その結果、CD-ROM内のdata ディレクトリは、/mnt/cdrom/dataとしてアクセスできるようになる。
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パーティションとファイルシステムの情報表示
/etc/fstabファイルには、デバイスファイル名とマウントポイ
ント、ファイルシステムの種類(ファイルシステム)等
が記述されて
いる。マウントするときには
、この設定フ
ァイルが参照されるため、よくマウントするファイルシ
ステムを記述しておく。下記は、一般的な/etc/fstabの例
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マウントとアンマウント マウントを行うにはmountコマンドを使用する
。mountコマンドの実行形式は以下の通り。 オプションなしでmountコマンドを使用すると
現在マウントされているデバイスが一
覧表示される。mountコマンドのオプション
は以下の通り。 次の例では、/wwwディレクトリをマウントポイント
として、/dev/hda9をext2ファイルシステムとしてマウン
トしている。 次の例では、/mnt/cdromをマウントポイントとして
、CD-ROMをマウントしている。 この例では、ファイルシステムタイプやデバイ
スファイルが指定されていないが、mountコマンドは引数が省略された場合
でも、/etc/fstabを参照して、適切なオプションを自動
的に設定する。 アンマウントを行うには、デバイスファイル名かマウントポイン
トのいずれかを指定してumountコマンドを実行する。
umountコマンドの実行形式は以下の通り。 /etc/mtabファイルには、マウントされているファイルシステム
の情報が格納されている。/etc/mtabファイ
ルはmountコマンドやumountコマンドが使用しているファイルであり、ユーザーが手
動で書き換えることはない。 次の例では、/dataにマウントした/dev/hd5パーティ
ションをアンマウントしている。 これは、次の様にしても同じ。
★mountコマンド
mount 【オプション
】
mount 【オプション
】【デバイス名】【マウントポイント】
# mount -t ext2
/dev/hda9 /www
# mount
/mnt/cdrom
★umountコマンド
umount【オプション】
【デバイス名/マウントポイント】
■umountコマンドのオ
プション
# umount
/data
# umount
/dev/hdb5