【SELECT文について(WHERE句/IN演算子)】



このHPはSELECT文(WHERE句/IN演算子)についてまとめたものです。




1-1 IN演算子


値が指定されたもののうちのどれであるかを調べたいは、「IN演算子」を使用する。IN演算子はカッコの中に、複数の値をカンマで区切って並べ、「これらのいずれかの値と一致する」を意味し、複数のORを組み合わせた条件と同じになる。この時、数はいくつでも構わない。





それでは、以下の【syainzyoho】というテーブルで、 「syain_bloodtype」が「O」、または「AB」という条件で、「syain_id」、「syain_mei」、「syain_bloodtype」列を取得してみる。




《「syainzyoho」テーブルから「syain_bloodtype」が「O」、または「AB」のレコードだけを抜き出し、「syain_id」、「syain_mei」、「syain_bloodtype」列だけを表示させるSQL文》


【SELECT syain_id,syain_mei,syain_bloodtype FROM syainzyoho WHERE syain_bloodtype IN('O','AB');】

実行結果は以下のとおり。








1-2 NOT IN演算子


「NOT IN演算子」は「指定された値のうち、いずれの値とも一致しない」を意味し、複数のOR組み合わせた条件をNOTしたものと同じになる。








それでは、以下の【syainzyoho】というテーブルで、 「syain_bloodtype」が「O」、または「AB」ではないという条件で、「syain_id」、「syain_mei」、「syain_bloodtype」列を取得してみる。





《「syainzyoho」テーブルから「syain_bloodtype」が「O」、または「AB」ではないのレコードだけを抜き出し、「syain_id」、「syain_mei」、「syain_bloodtype」列だけを表示させるSQL文》


【SELECT syain_id,syain_mei,syain_bloodtype FROM syainzyoho WHERE syain_bloodtype NOT IN('O','AB');】


実行結果は以下のとおり。