【SELECT文について(基本形)】
1-1 SELECT文の基本
テーブルからデータを取り出すときには、「SELECT文」を使用する。
また、SELECT文で必要なデータを検索し、取り出すことを「問い合わせ」または「クエリ」と呼ぶ。
SELECT文は、レコードを参照する命令。最も基本的な構文は、取り出したい「列名」と取り出し元の「テーブル名」を指定する《SELECT 列名 FROM テーブル名;》の形。

この「SELECT文」には、SELECT句とFROM句という2つの「句(clause)」がある。
句はSQLを構成する要素で「SELECT」や「FROM」等のキーワードから始まるフレーズ。
SELECT句には、テーブルから出力したい列の名前を書き並べる。
一方、FROM句にはデータを取り出すテーブルの名前を指定する。
例えば、社員の社員情報を扱う「syainzyoho」というテーブルがあったとする。
その中から、「syain_id」と「syain_mei」と「busyo_code」という列を取り出したいのであれば、次の様に書く。
【SELECT syain_id, syain_mei, busyo_code FROM syainzyoho;】
「SELECT syain_id, syain_mei,busyo_code」がSELECT句。複数の列を出力するときは、カンマ(,)で区切って書き並べる。この時、結果の列はSELECT句と同じ順番で並ぶ。

この時のSELECT文で、正しく実行できると、以下の様に表示される。

◆すべての列を出力
全ての列を出力したい時には、存在する全ての列を表す「*(アスタリスク)」を使う。

例えば、「syainzyoho」というテーブルの全ての列を出力する場合には、下記の様に書くことができる。
《syainzyohoというテーブルの全ての列を出力@》
SELECT * FROM syainzyoho;
これは以下の「syainzyohoというテーブルの全ての列を出力A」と同じ結果が得られる。
《syainzyohoというテーブルの全ての列を出力A》
SELECT syain_id, syain_mei,syain_seibetsu,syain_birthday,busyo_code FROM syainzyoho;
実行結果は以下のとおり

ただし、「*(アスタリスク)」を使うと、結果の列の並び順を指定することはできない。
この時には、「CREATE TABLE」で定義したときの順番で列が並ぶ。