【INSERT INTO文について】


           
 このHPはINSERT INTO文についてまとめたものです。



1-1 INSERT INTO文とは



テーブルのレコードを変更する操作には「追加」・「変更」・「削除」の3種類がある。
SELECTでできることは、データを抽出することだけ。データを変更する操作は、別の命令を使う。

まず、データの追加方法から説明する。データを追加する命令は「INSERT INTO文」。
INSERT INTO文の基本構文は、次の通り。





では、以下の「foodtable」にレコードを追加してみる。





追加するレコードは下記「玉ねぎ」の情報。





そのためのINSERT INTO文は以下の通り。


《テーブルに1行追加するINSERT INTO文》

【INSERT INTO foodtable (food_id, food_mei, food_bunrui, food_tanka, shiire_tanka,shiirebi) VALUES('011', '玉ねぎ','野菜類',300,100,'2019-11-05');】


INSERT INTOを書く際に、「food_id, food_mei, food_bunrui,・・・」等の列の順番は、順番通りでなくても構わない。
しかし、「INSERT INTO」の列の順番と、VALUESの値の順番は順番通りである必要がある。





また、列名や値をカンマで区切って、外側をカッコでくくった形式を「リスト」と呼ぶ。
上記のINSERT INTO文でいえば、次の2つがリスト。

列リスト⇒(food_id, food_mei, food_bunrui, food_tanka, shiire_tanka, shiirebi)
値リスト⇒('011', '玉ねぎ', '野菜類', 300, 100,'2019-11-05')

また、INSERT INTO文は基本的に1回で1行を挿入する。したがって複数の行を挿入したい場合は、原則的にその行数だけINNSERT文も繰り返し実行する必要がある。