【SQLについて】




このHPはSQLについてまとめたものです。



1-1 SQLとは



SQL とは、データベースの定義や操作などを実現するためのデータベース言語の一つ。
SQLは、下図の様に
ユーザが「データベース管理システム(RDBMS)」に命令を発するときに使われる。






現在、データベースの種類は多数存在するが、SQLは標準化が進められており、データベースの種類が違ってもほぼ同じ構文を使用することができるようになっている。






1-2 SQLの3つの種類



SQLは、処理の種類によって、以下の3つに分類することができる。

■データ操作言語(DML:Data Manipulation Language)
■データ定義言語(DDL:Data Definition Language)
■データ制御言語(DCL:Data Control Language)



◆データ操作言語(DML)



データ操作言語は、データベースに対しては以下の操作を行うことができる。

・新規データの追加(INSERT文)
・既存データの検索(SELECT文)
・既存データの更新(UPDATE文)
・既存データの削除(DELETE文)



◆データ定義言語(DDL)



データベース定義言語は、データベースオブジェクトの生成や削除変更を行う命令で、データベースの環境を整備するためのもの。データ定義言語の主な命令は、次のとおり。

・テータベースの作成
・テーブルの作成
・インデックスやビューの作成


◆データ制御言語(DCL)



データ制御言語は、ユーザー権限の設定やトランザクションの制御を行うための、データベース処理を行う
えでの大事な命令がデータ制御言語。データ制御言語の主な命令は、次のとおり。


・ユーザ定義や権限の設定
・トランザクションの制御
・ロック制御