【リレーショナル型データベースについて】


このHPはリレーショナル型データベースについてまとめたものです。




1-1 表=テーブル


リレーショナル型データベースでは、データを二次元の表形式で表現する。この表のことを「テーブル」という。
行と列のある表(テーブル)の形式で表され、テーブルとテーブルが結び付けられている(リレーショナル)事が特徴。



テーブルの行項目であるデータを「レコード(ロウ)」、列項目でレコードを構成する1つ1つの要素を「フィールド」と呼ぶ。Excelで言う「セル」に相当する。
列に相当するのは「カラム」と呼ぶ。

レコードとフィールドを特定できれば、値を1つだけ取得することが出来る。









以下の「syainzyohoテーブル」で、syain_id「002」のレコードで、busyo_codeフィールドに該当する値は「30」となる。






次にbusyo_codeフィールド「30」に該当するデータを、busyoテーブルから探してみる。






このsyainzyohoテーブルから、busyo_code「30」に該当するデータ(「eigyo」)を1件だけ抽出することが出来る。

つまり、syain_id「002」の「suzuki_ziro」が所属している部署は、busyo_codeフィールド「30」の「eigyo」ということになる。










1-2 データ型



データベースのテーブルには、どのようなデータも格納できるというわけではない。
テーブルを作成する際、格納できるデータの種類をフィールドごとにあらかじめ指定しておく必要がある。これを「データ型」と呼ぶ。


データベースにおいて使用できるデータ型は,標準SQL規格によって定義されている。標準SQL規格によって定義されているデータ型には以下のようなものがある。


文字データ型:文字列のデータを取り扱うことが出来る。
数値データ型:数値のデータを取り扱うことが出来る。
日付・時刻データ型:日付のデータを取り扱うことが出来る。





■文字データ型について



次の表は、MySQLにおける文字列に関するデータ型の一覧。



※例えば、データ型が「CHAR」のフィールドは255バイトまでの固定長の文字列データを格納できる。

※可変長とはデータのサイズそのものが可変であることを意味する。

※リストとは、あらかじめ利用可能な値のリストを登録できるデータ





■数値データ型について



次の表は、MySQLにおける数値に関するデータ型の一覧。




※数値型のデータ型では、SIGNEDオプションとUNSIGNEDオプションの2種類が指定出来る。

オプション指定を省略すると、SIGNEDオプションを指定した場合と同じデータにマイナスの値を指定することが出来る。





■日付・時刻データ型について



次の表は、MySQLにおける数値に関するデータ型の一覧